毎年、避難訓練や消火器の取り扱いなど定期的に訓練をしていますが
今年は(公財)千葉市防災普及公社様にご来園頂き
地震や火事などの模擬体験を通じた訓練を行いました。
こちらは、火事の煙を体験できる装置です。
入った職員からは「真っ暗で何も見えなかった」「煙で息苦しかった」などの声があり
講師の方からは「まず声を掛け合うこと」で避難する方向を指示するのが大切との話でした。
続いては実際に地震の揺れを体験できる『起震車』
VRなども使い、実際の揺れや周りの状況を体験することが出来ました。
大正12年に起こった関東大震災や平成7年の阪神淡路大震災で
実際に起きた揺れ(揺れの大きさだけでなく長さなど)を順々に体験しました。
職員からは「椅子に座っていてもずり落ちそうになった」
「何かにつかまっていないと飛ばされそう」などの感想も上がり
実際にこのような災害が発生したら、ということを口々に話していました。
清和園では幸いにも今まで甚大な被害が発生するような災害の経験はありませんが
何時、何が起こるか分かりません。
沢山のご利用者様がいらっしゃる施設だからこそ
このような経験を通して日頃の備えを積み重ねて行きたいと思っています。