本施設は、昭和7年愛国婦人会によって創設(定員20名)されました。
昭和17年同会の解散により千葉県佛教会に移管され、昭和25年に祖父である清水光聖に移管し、その後昭和27年社会福祉事業法施行により正式に「社会福祉法人清和園」となり、今日に至っております。
その間、長い年月を経て、中でも第二次大戦という、有史以来の国難が発生し、国民の多くが飢餓に陥るという事態になりました。
そのような環境の中で福祉事業を行うということは、極めて困難な状況にありましたが、関係行政機関、理解あるご協力者、併せて人間愛に溢れた当時の職員の大変な努力によりまして、事業が今日まで引き継がれてまいりました。
現在は千葉市、習志野市、松戸市に特別養護老人ホームなどの高齢者福祉施設を中心に6拠点9施設34事業を展開しており、その中には本法人初となる障がい者福祉事業として平成25年習志野市に障がい者グループホームと日中一時支援事業の開設など約750名の職員により地域福祉に貢献させていただいております。
これからの清和園は、超高齢社会へ向け地域福祉の発展・向上に、より一層の努力をし、誰もが住み慣れた場所で「あんしん、あんぜん」に永く暮らしていけることを目指してまいります。
関係者の皆様におかれましては今後ともご支援ご協力をお願い申し上げる次第でございます。
社会福祉法人清和園 理事長 清水 一人