さて今回のブログでは、毎日お食事の前にご入所者さまと職員が全員で行っている『口腔体操』の様子をご紹介します
セイワ美浜では、誤嚥性肺炎の予防とお口のトレーニングとして、舌やお口の筋肉を鍛える体操、通称『パタカラ体操』をしています。
多くの方々がご存知かと思われますが、「パタカラ体操」とは、発声しながら口を動かす「口の体操」のことです。
「パ」「タ」「カ」「ラ」の4文字を発声するため、「パタカラ体操」と呼ばれています。
高齢になると、口の筋肉や舌の動きが弱まるため、飲み込む力が低下します、そこで、パタカラ体操を行うことで、口や舌の動きが鍛えられ、
食べものを咀嚼して飲み込むまでの一連の働きがスムーズになる効果が期待され、唾液の分泌を良くしたり、食事の際のムセや食べこぼし、誤嚥性肺炎等を防ぐ目的があります。
皆さまに毎日、昼食を召し上がる前に行っていただき、お食事や飲み込みがスムーズに行えるように取り組んでいます。
お食事前以外にも、毎日の日課のラジオ体操の後にパタカラ体操や入居者の皆さんが懐かしいと思われる童謡や歌謡曲を唄ったり、早口言葉・舌の体操や唾液腺マッサージなど楽しく口腔体操を行っています。
『パ・タ・カ・ラ』
口を大きく動かしてハッキリと発音することがポイントです。