新型コロナウイルス感染症対策期間中
ご家族様やご関係の皆様からは沢山の励ましのお言葉を頂きました。
期間中の生活や職員がどう行動していたかお伝えするかどうか悩みましたが
公開することも予防の一助になればと思い、ご報告いたします。
対策エリア前には防護具(PPE)の着脱方法や必要材料を置く台を設置しました。
床に赤いラインが見えるのが『レッドゾーン』(濃厚接触又は感染の可能性がある場所)です。
上の写真に比べてぼやけて見えるのはレッドゾーン内でのカメラ撮影のため
カメラにビニール袋をかぶせて撮影しているからです。
ひとつひとつの物品にもその都度消毒するなど細心の注意を払いました。
レッドゾーンとグリーンゾーン(清潔エリア)の境では
毎回職員間での情報交換が行われていました。
普段ご利用者様が常に集まっていた食堂兼生活スペースですが
ひとテーブルにつくご利用者様の人数も制限し
なるべくお部屋で過ごして頂けるようお願いしていました。
いつもは賑やかだったのに・・・ちょっぴり寂しいですね。
レッドゾーンでは職員は常に手袋・フェイスシールド・防護服着用でした。
動きづらそうではありましたが、少しでも着用に綻びがあれば
感染のリスクが増すということを徹底しました。
ご利用者様にも常にマスクを着用して頂くようお願いしました。
ご利用者様の中には「なぜ着けなくてはいけないの?」と言われる方もいましたが
なるべく不安をあおらないようにお願いしました。
自宅待機措置を講じた職員も複数いたため
職員も少ない人員の中で対策にあたった期間でした。
防護服を着用した職員が介助にあたるという非現実的な光景に
私たち職員自身もご利用者様も違和感を覚えずにはいられませんでしたが
「感染の拡大を防ぐ」ことを第一優先にしていました。
でもカメラを向ければこんな笑顔も見せて下さっていました。
職員にとってほっと和む瞬間もありました。